よくあるご質問 2026/02/14

第一弾「よくあるご質問?」壁紙クロス編

「家のあちこちにクロスがひび割れてますが、これってヤバイですか?」

このようなお問い合わせが最近増えております。

先ずは結論より「基本的には温度・湿度変化による劣化の現象=つまり自然現象です」

家の構造体は湿度や温度の変化により、骨組みとなる下地材(主として木材)が季節ごとに膨張・収縮しを繰り返し、結果=壁紙材:クロスに常に負荷がかかっております。
さらに、マンションや団地は高気密住宅の為、高湿度環境になりがちです。クロス材は湿度変化に弱弱く劣化現象も木造住宅よりはやく現れます。また、日常生活を送る中でドアの開閉や近隣の電車・交通による日常的な振動が、建物に細かな負荷を与え続け、やがてクロス材質自体が硬化し、クロス材質の伸縮に耐えきれずひびが入ります。

ですが、多くの場合で継ぎ目を中心に隙間や割れが生じやすく、多くの場合で正常な経年変化=自然現象と言えます。 (※但し、全てが安全と言えるわけでございまのでご不安な方は業者へ相談してください)

ただし、以下の症状は注意が必要です。

・極端に湿度が高いと壁紙の裏に水分がたまり、接着剤の粘着力が低下して、特に継ぎ目や天井付近から剥がれやすくなります。この状態は加速する一方ですのですぐに業者に相談してください。

・湿度が70%を超えるとカビやダニのリスクが急増します。室内の湿度が高いと、クロス下地(石膏ボードなど)に結露が生じ、そこから黒カビが発生してクロス表面が黒く現れることがあります。これらは健康被害(呼吸器系への悪影響など)を引き起こす可能性がありますので、すぐに業者へ相談してください。

・X字型のひび割れ・壁一面の斜面上のクロスのひび割れ、これらはそもそも地震や地盤沈下による建物の歪みの可能性がございます。こちらは一級建築士などが在住する業者へ相談してください。

予防策と今後の快適な暮らしのために

・湿度が高い場合は、定期的に窓を開ける、換気扇を回してください。
毎日、少しでも実施することでクロス材は長持ちします。

・新たにクロスを張替えされる場合は、湿気・カビ・結露に強い「機能性壁紙(吸放湿壁紙など)」を選ぶようにしましょう。

・特に高湿度環境だったりする場合は、壁材エコカラット(タイル)や珪藻土など、湿度を調整する機能を持った材料の組み合わせでリフォームされることをおすすめいたします。

素材を変える・暮らしを変える「株式会社FUJI企画設計事務所」

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